天使の顔をした悪魔
【転職?起業?】フランチャイズって
「天使の顔をした悪魔」なのかも知れない。
新規事業の
「資金」
は独立した5年間で少し出来たので、足りない部分は国の機関その当時、国民生活金融公庫。
現在の日本政策金融公庫からの融資で
新規事業って何をしたら良いのか考えたんだけど。
フランチャイズ募集
「フランチャイズ」
に加盟して新規事業をやるって考えて色々資料を取り寄せていた。
新たに自分で新規事業をするより
ビジネスとして、比較的早く結果を出せるだろうと考えていたんだけどね。
加盟する前に、考えていた5項目。
①加盟店舗が複数あり、閉店してない事。
②粗利率が良いものである事
③ロードサイド、駅前の店舗がある事。
④実際に現在のオーナーさんと話せる事。
⑤魅力的なテナント情報が入る事。
新規事業の候補として
①有名なハンバーガー店
*私の大好きハンバーガー店大好きで自分の大好きな物でお店を、やりたかったけど、かなり予算オーバーする。
②メロンパン(移動式)
開業資金もそれ程高くない。
移動式だとどこに出せるか心配な面もある。
クッキー生地で美味しいメロンパンなんだけどね。
③古本屋
開業資金も何とかなりそうな額だった。
④他にも数社あったけど思い出せない。
フランチャイズに加盟すれば
まず、フランチャイズに加盟すれば、生活するくら位は簡単に「稼げる」って考えが甘かった!
加盟する本部は
加盟金や加盟した際の付随する部分で利益を出したいので、加盟する「カモ探し」をしてる。
*全部のフランチャイズを否定するわけではありません。そういう企業もいるということです。
「フランチャイズに加盟すればうまくいく」
なんて幻想を抱いていたんだ。
資金的と加盟する前に考えていた事に近かったのが
「古本屋チェーン」だったんだけど
新刊書店さんが閉店される情報もあり、書店の什器をそのまま頂けるというかなりお得なテナント情報。
「春日部の東口の駅前」
駅前で、本屋さんと認知されているので「古本屋」と早く認知されるだろうと思ってたけど、新刊購入のお客さんと古本屋さんのお客さんと客層は違う。
加盟する判断
加盟する判断になったのは
①このテナントが魅力的だった事。
②フランチャイズの他の加盟店舗のオーナーと話したんだけど、ここも駅前だったけど、目がキラキラしてて、売上も良くて、加盟して良かったと聞いてしまった。
③加盟する前は、本部の人も親切だったんだ。
それに、その当時の加盟店で閉店したお店も無かった。
全て「自己責任」
だと分かっているけど
近隣の店舗のオーナーの数店舗は
加盟して後悔していた事。
加盟金以外に、看板等もかなり高額な物を
買わされていた事。
閉店した新刊書店の店長より
聞いたんだけど、
新刊書店の不良在庫をそのまま置いて言っても良いと本部へ話したそうだけど、
私の店舗に中古コミックを売るためにその要望を断り、この新刊書店は、お金を出して廃棄したと後日聞いた。
開店時に「売れる棚」だったかも知れない。
本部の利益優先
当たり前だけど加盟店より、
「本部の利益優先 」
開店時に、売れない中古コミックだらけになり
古本屋さんでも、「売れる棚」
にする大変さが痛いほど分かった。
古本屋本部から来る「スーパーバイザー」は
数字の話しで、何の利益にもならない話ばかり。
開店して、売上が悪く、「売れる棚」にする為に、
「ブックオフ」通いがはじまった。
高価買取するより、少し高いが売れ筋が少し分かって来たので狙って仕入れる事も出来る。
今となっては、ブックオフさんも閉店する環境になり、スマホで売買出来るようになったから現状の古本屋さんは私がやっていた時よりもっと厳しいだろうと思う。
「売れる棚」になって、売上は良くなったんだけど、駅前のテナント賃料と人件費で利益は圧迫されている。
売上をもっと上げる為に、トレーディングカードゲームの新品中古を扱うことにする。
最初から、トレーディングカードゲーム専門店で開業すれば良かったと思われる位来客数は良くなった。
トレーディングカードゲーム専門店なら商売としてやっていけると思った私は、
ここでもトレーディングカードゲームのフランチャイズに加盟した。
圧迫していた。テナント賃料と人件費を少なくする為に、古本屋をやめて春日部西口に移転。
この時点で、駅前のテナント賃料の
保証金もかなりのものだけど途中解約する為に
この店舗1年間にしてはかなりの額を払った。
リースとして、POSシステム、監視カメラ等は閉店しても数年間支払いが残った。
付随するものの支払いだけでもかなりのものだった。
西口に移転して、
「チケット・トレカMAX」として
テナント賃料を下げて、
人件費を無くして1人でやることになる。
ここからテナント契約満了までやれたし
「店長!」って慕ってくれるお客さんもいて
ここでの5年間は商売をして本当に楽しかった。
自分の考えの「お店作り」もね。
長男も小学生の高学年で、足立区から
次男”キンタ”と電車に乗りお店に遊びに来るようになっていたんだ。
お店で休日にいつも大会を開催していて、
に参加して2人とも楽しそうだった。
子供達は中学〜大学に行くだろうって思って、テナントの契約満了で閉店して会社員に戻る。
ここで入社して10年間、パワハラ退職するまで働いたんだけど、「この会社」ってちょっと特殊な仕事なんだけど、業界を知らない人には面白いと思う。
「笑える体験談を書こうって思ってます。」
結局、フランチャイズって
結局、フランチャイズって
「加盟させるのも商売」
ビジネスとして加盟する「お客さん」を増やす。
ロイヤリティーも発生する集金システムで
本部は痛くもかゆくもなく「儲かる!」って事。
これからフランチャイズの加盟を検討されている方は、立地や競合店も詳しく調べて、
本部のデータは
「加盟させたい」って
「天使の顔をした顔の悪魔」
かも知れないので
「誘惑」にはくれぐれもご注意下さい。
「ご自分でもちゃんと店舗データを調べられる部分は調べた方が良いと思います」
個人的には、金券屋やトレカ店のフランチャイズの加盟は正解だったと思っていますので、全てのフランチャイズを否定するものではありません。
私が加盟した古本屋さんの本部は数年後に倒産するし、加盟店もかなり減少した。
まだ、同じ名前で営業している店舗もあります。
「早く利益をだそうと」
思ってフランチャイズに加盟したけど、厳しい状況だった。ダイエットしなくてもかなり痩せたのでお金の計算やそのストレスはかなりのもの。
お金に余裕のない素人が手を出すじゃない。
非破壊検査で儲かったものは全てなくなり
開業資金を国民生活金融公庫からの
借金も返済終了したけど
「±0」からの再出発!
laugh x laugh でいこう!