空中権の売却先
空中権で500億円も捻出できるなんて不思議?
東京駅の回収費用の「500億円」を捻出した
「空中権」の売却先は
「東京ビル」「JPタワー」「新丸ビル」
八重洲開発、丸の内パークビルへ
「空中権」を売却。
保存・復原工事行い東京駅は3階建てなので、約18万㎡に及ぶ未利用容積が発生する。
この未利用容積を近隣に売却することで、近隣の高層化が可能となった。
「東京駅丸の内駅舎復原 」
「東京駅丸の内駅舎復原 」
高層化が可能となった東京駅の「空中権」売却先の近隣ビル「東京ビル」「JPタワー」「新丸ビル」を現地で実際に撮影して来ました。
「東京ビル」
「東京ビル」
着工 【2003年10月16日】
竣工 【2005年10月17日】
用途 は店舗・事務所
地上高【高さ 164.1m】
階数 【地上33階地下4階 塔屋1階】
敷地面積【 8,090.76 m²】
建築面積【 5,677.91 m² 】
延床面積 【149,339.85 m² 】
構造形式 【鉄骨造・一部SRC造】
*SRC=鉄骨鉄筋コンクリート造
「JPタワー」
「JPタワー」
着工 【2009年11月】
竣工 【2012年5月31日】
用途 【店舗・事務所・郵便局・国際カンファレンス】
地上高【高さ 200.0m】
階数【 38階】
敷地面積【 11,600.00 m²】
建築面積 【8,527.74 m²】
延床面積 【212,000.00 m²】
構造形式 【鉄骨造・一部SRC造】
*SRC=鉄骨鉄筋コンクリート造
「東京ビル」や「JPタワー」は下から見上げてもかなりの高層でした。
「新丸ビル」
「新丸ビル」
着工 【2005年3月15日】
竣工 【2007年4月19日】
用途 【店舗・事務所】
地上高【高さ 197.6m】
階数 【地上38階地下4階】
敷地面積 【10,021.31 m²】
建築面積【 7,613.99 m²】
延床面積 【195,489.67 m²】
構造形式 【鉄骨造・一部SRC造】
*SRC=鉄骨鉄筋コンクリート造
最後に
「東京ビル」平日昼頃の地下1階はかなり混雑していて、社員証をぶら下げた会社員の方々でごった返していました。
東京駅近隣には、高層化にした「利用価値」が平日のお昼状況をみて何となく理解できた気がします。
でも、3階建ての東京駅の改装費用が
「500億円」なのがちょっと気になります。
保存・復原工事だから費用が高くなるのは分かるけど、38階JPタワーで876億円なので高層でもない3階建ての東京駅が500億円なんて高いと思いませんか?
laugh x laugh でいこう!