バス対ハイヤーの戦い
半年間で、2回の残業時間相違があり、在職中のバス会社に不信感を持って転職活動。
大手路線バス会社に内定を頂いていていましたが、転職するか悩んでいました。
シャトルバスの全ての路線も覚えましたし、同僚との人間関係や後輩も出来て、居心地もそれなりに悪くないなんて思いながら仕事をしていました。
内定を頂いた大手路線バス会社に、お断り電話をしようなんて思っていました。
そんな時、事件が起きました。
乗降場にバスを停車しようとすると
一台のハイヤーが停車していました。
ハイヤーの前にかぶせるように
バスの後部がハイヤー前部に少し残して停車。
その時、
バスのすぐ前に、停車しました。
乗客の乗降中に
外マイクで
「前の運転手さん、そんな所に停めたらバス出れません」と言いましたが、
「・・・」
小さいクラクションをならしますが、
「・・・」
お客様の乗降が終わり
バスの扉を閉めます。
サイドミラーとバックモニターを見ながら
かぶせた後ろのハイヤーの前部から
バスの後部が抜けました。
この時点で、
ぴったり前と後ろのハイヤーにバスが挟まりました。
前のハイヤーが少し前に動いて頂ければすぐに出れまが、、、。
*前のハイヤーの前方に障害物はありません。
短いクラクションで「プッ」
外マイクで
「少し動いて頂けませんか?バス出れません」
前のハイヤー
「・・・」
短いクラクションで
もう一度「プッ!」
お客様もいるので次の乗降場へ行きたいのですが、前のハイヤーは動いてくれません。
長いクラクションは鳴らしたくないのですが、
仕方なく「プッ〜プッ〜」
バスは発車出来ました。
すると、すぐに会社から無線がきます。
ハイヤーからのクレーム
いつものクレーマーからのクレームだったようで、何度か聞いた事がある声だったそうです。
今のバスには、
ドライブレコーダーがありますので、車内や車外の様子が録画されています。
クレームがありましたが、
ドライブレコーダーもあり、状況を説明すれば私の正当性を理解して頂けると思いました。
前所長が異動
不運だったのは、
この件の少し前に、乗務員よりだった前所長が異動になってしまっていて体制が変わっていました。
前所長の異動前に、
車内事故が発生してしまいました。
前所長は、
被害者や警察署に見せて
「あれは急発進じゃないです。」
と言ってく下さり
こんな上司の下で働けて良かったと思ってたりしていましたが、異動になってしまって本当に残念でした。
この会社は、基本給が低く設定されているので、シャトルバス手当や残業時間ないとそれなりの給料になりません。
事故等があると、仕事をさせないで
「待機」にさせる場合があります。
「待機」にさせる事で、シャトルバス手当や残業時間がなくなるので必然的に減給になります。
新しい所長は
クレーマーからのクレームで「私を待機」にする判断をします。
・クラクションの問題は、私だけでなくて、前々からハイヤー、タクシー等で問題にはなっています。
そもそも、先輩の同僚がバスと自転車の事故で
「待機処分」になりませんでした。
「待機するしない」の規定が曖昧で、
所長の気持ちしだいで、
「するしないの判断」が納得出来ませんでした。
みせしめの下車勤務
この「見せしめ的な待機」に
納得出来ない私は、本社に連絡します。
車内事故や同僚の事故で「待機」にしないで、クレーマーからのクレームで「待機」にするのはちょっと違うと思いまして、
入社時に、お世話になった担当者に相談すると、
「所長、副所長、運行管理者で話し合ってもらう案件だと思います」
って言って頂きましたが、、、。
「待機にする人、待機にしない人」
「処罰するしないをその時の気持ちで決めたり、
見せしめ的な処罰はやってはいけない」と思うのですが、
新しい所長曰く、
「本社の誰々なんか関係ない!」
って言われて私の中の気持ちが
「この会社ダメだ!」
後輩も出来て、この会社で定年までと思って働いていましたが、
あり得ない残業時間の相違
見せしめ的な処罰。
転職しよう!
「転職しない」と思っていた気持ちが
一気に「転職しよう!」に変わりました。
ちょうど大手バス会社に内定を頂いていたタイミングで、見えない何かに、「転職した方がいい」と言われてる気もしたりして、
結局、私の「クラクション」から会社の対応で転職する事にしました。
この転職が、、、。
仕事以外の事で
次なる試練になろうとは、
この時点では思いもしないことでした。
laugh x laugh でいこう!