ガンの光免疫療法
光免疫療法とは
画期的ながん治療法で、数分でがん細胞を破壊する光免疫療法で効果が高い!
①抗体と呼ばれるものを体内に注射する。
*(抗体と薬剤を結合させた薬)
②近赤外光を照射する装置。
この2点だけの治療。
効果がある理由
がん細胞だけを破壊する治療法。
抗体(タンパク質)はがん細胞の表面に出来ている物質にくっついて破壊する。
①がん細胞に薬剤(抗体)を届ける。
がん細胞にくっつく抗体はすでに40種類が判明している。それはがん細胞の抗原が目印になり抗体がくっつく!
②IR700(色素)を抗体に埋め込む。
IR700とは赤外線を照射すると細胞の表面を傷つける働きをする。
驚きの治療法と効果
①抗体を静脈注射で体内へ。
②赤外線照射
③IR700が表面を傷つける。
④表面が壊れたがん細胞に水が入る。
⑤がん細胞は膨らみ破裂して死んでしまう。
⑥がん細胞だけが壊れて行く。
⑦体の中になる免疫細胞も破壊されたがん細胞を攻撃して破壊し消し去る。
即効性があり、1分で体積が2倍になり、がん細胞を物理化学的に破壊する。
光免疫療法の臨床は
アメリカで臨床実験は行われていて、頭頸部学科で発表された7例の症例があってそのうち4例はがん細胞を取ってもがん細胞がない消えた状態になる。
「末期の癌患者のがん細胞が消える」という夢のような治療法。
今後の展開は
目印になる抗体(ターゲット)の種類を増やす事により
8割〜9割のがんに適用出来る!
臨床実験が進んで、数年後には、実用化されれば、末期の癌患者にもかなりの効果がある夢のような治療法。
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